栗の渋皮煮
2006年 10月 12日
いも くり なんきん
秋はほくほくした 美味しいものがいっぱいです。
そこで去年挫折した栗の渋皮煮を作ってみました。
暇人のわたし、時間だけはたっぷりありますの。
栗を2キロ調達し、くりくり坊主をフル活用で鬼皮剥き。
半狂乱になりながら・・・・
いや暴れちゃいませんが、たぶんぶつぶつ独り言文句は言ってたと思います。
この鬼皮めー!
でもね、鬼皮剥きなんてかわいいものでした。
もっと もっと 辛い試練は渋皮の皮掃除。
流し台で水を流しながら張り付くこと4~5時間。
ほんとにねぇ、腰は痛くなるし、手はふやけるし、目はしばしばしてくるし。
深夜1時を過ぎ、ごっちから
「ほら、もう寝るよ。朝起きれなくなると」
と声をかけられるが
「この栗野郎がまだなのよー!」
と、眉間にしわを寄せて言い放ったんだと思われます。
「そんな大変ならしなきゃいいじゃん」
ごっちくん、ごもっとも!
金輪際作るもんか!!!!!
と固く誓ったのでした。
今日、ようやくシロップ漬けまで終わり完成にこぎつけました。
足掛け3日間。
初めて作ったので味がこれであってるのか不明ですが、なんとなく見た目は渋皮煮。
もしも、もしも 来年
また血迷って作ってしまうことがあるかもしれないので格闘の経過をつづっておこう。
【 栗の渋皮煮 レシピ 】
栗 2キロ
砂糖 800g
水あめ 適当
ブラウンシュガー 適当
重曹 50g
1、鬼皮剥き。熱湯に30分つけてクリクリ坊主でサクサクっと剥く。
(しかし5時間以上かかった)
2、鍋に栗と重曹と栗がつかるくらいの水をいれアクをとりながら
沸騰直前に弱火にし15分。
3、湯でこぼし、栗は冷水の中につけ渋皮の硬い部分を取り除く。
これが一番大変な作業。
流し台にいすを持ってきて腰を痛めながら延々4~5時間。狂いそうになる
4、2の作業を合計4回繰り返す。根気が必要。
5、5回目、6回目は重曹を入れず水だけでアク抜きをする。
ゆで汁が透明に近くなったらシロップづけ開始。
6、鍋に水、砂糖、水あめ、ブラウンシュガーを入れて煮立たせる。
7、その中に栗をそっと入れ紙蓋をして弱火で15分。(朝)
夜、もう一度沸騰直前で弱火にし15分。
8、栗を取り出してシロップを煮詰める。
半分はラムを入れ、半分は醤油とみりんを入れて和風に仕上げる。
by f-cafe | 2006-10-12 22:53 | 保存食・手仕事